本当にアルピーヌが好きな仲間たちで

「BERLINETTE mag」を創刊しました

　一番好きな車はベルリネッタ。
あの滑ってるときの感覚がなんともいえずいいです。
最近の車は人間と車との間にいろんな緩衝材が入りすぎて、
本来の車の楽しさからどんどん遠ざかっている気がします。
ベルリネッタはやはり車の原点、人が本当に楽しむための車です。

　ベルリネッタに限らず、私は本当にアルピーヌが好きで好きで、
若い頃からラリーやレースがあれば、
必ずカメラを持って会場に向かい、写真をとりためていたのです。
そして「いつかきっとアルピーヌの本を作りたい」と
思い描いていたのです。

　そして最初に手がけたのが「ミルミル」です。
もともとアルピーヌブルターニュクラブ（ABC)の会報でした。
それがだんだん大きな雑誌形態になり、
世界中のアルピーヌクラブ員のための情報誌として、
ほぼ今の形態になっていきました。

　のちに本格的に編集部を設立、
会報誌から一般誌に現在のミルミルのようになっていったのです。

　そして、ある事情によりそのミルミルから離れることになりました。
そして２００４年２月、本当にアルピーヌが好きな仲間だけで、
出版社（ソシエテ・プレスパッション）を立ち上げ、そして
雑誌「BERLINETTE mag」を創刊しました。

　「BERLINETTE mag」は今までとはまったく違い、
本当に自分の好きなことを表現できる雑誌です。
うれしいことに、レデレ氏の賛同も得られ、
まず雑誌の名前にも、そして巻頭ページにも、
コメントを寄せていただけたのです。

　アルピーヌのことなら、書きたいことは尽きません。
ミルミルのときよりも、もっと純粋にもっと熱く
アルピーヌを追求していると自信を持っています。

日本の皆さんも、ぜひご覧になってください。